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①金利について

住宅ローン
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固定金利と変動金利

皆さんこんにちは!管理人のパピーです。

マイホームの計画は順調ですか?

ある程度、立地や間取り・メーカー等が絞り込まれてきた次に直面するのが資金計画でしょう。

住宅を購入する場合は殆どの方は金融機関からお金を借りて購入しますよね。

金融機関で住宅ローンを利用する際には必ず金利負担が発生します。

では質問です。世の皆さんは『変動金利』と『固定金利』どっちの方が多く利用されていると思いますか?

答えは『変動金利』となります。

変動金利が68.1% 期間選択型固定が20.7% 合計で88.1%が変動型金利を採用

住宅金融支援機構が行っている「民間住宅ローン利用者の実態調査(2021年4月調査)

によると

  • 変動金利が68.1%
  • 期間選択型固定20.7%
  • 全期間固定11.2%

以上の結果となっています。

※期間選択型固定の大半は変動金利と同類となります。

因みに北陸3県では期間選択型固定金利が主流となっており、各銀行さん足並みを揃えています。

では何故、皆さんはずっと変わらない固定ではなく変動を選んでいるのか・・・

その大きな要因は金利差となります。

固定金利と変動金利を比較して検証してみよう

では早速、金利差でどれくらいの差が出るのかシュミレーションしてみましょう。

比較は北陸で最大規模の北陸銀行とARUHIのフラット35で比較してみたいと思います。

住宅ローン:4000万円 35年

ARUHIフラット35:35年固定1.94%

北陸銀行:3年固定金利0.35%〜更新後0.7%

毎月返済額 利息総額  
フラット35131,276円 約1,514万円 
北陸銀行106,878円約468万円〜
北陸銀行:当初3年間は0.35% 毎月返済額は101,204円 上記金額は3年目以降の金額

以上の結果となりました。

皆さんいかがですか?想像以上の差があったのではないでしょうか?

特に利息総額はインパクトのある数字となっていますね。

フラット35では一律固定のため利息総額は確定の金額となります。

この違いを見ると殆どの方が変動金利(期間固定)を選ばれるのも納得がいくのではないでしょうか?

但し、よくご覧頂きたいのは北陸銀行の利息総額が468万円〜となっていますね。

これは金利上昇せずに、ずっと0.7%で継続した場合の金額という事になります。

では金利上昇した場合はどうなるか? 結論、利息総額が増えます。

双方のメリット・デメリットを記載した後、深掘りしたいと思います。

フラット35

◉メリット 金利が一定/審査条件が寛大/団体信用生命保険が任意加入

◉デメリット 金利が高い/初期費用が高くなる傾向

民間銀行 期間選択型固定(2年・3年・5年)

◉メリット 金利が低い/頭金不要

◉デメリット 金利変動リスクあり/団体信用生命保険加入必須のため健康である事が条件

過去の金利動向をチェックしてみよう

民間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等)

引用元:フラット35(住宅金融支援機構)民間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等)

古いデータが変動金利タイプしかないので、ここでは変動金利にて解説していきます。

1980年代〜90年代前半までは、日本は高度経済成長の真っ只中でありました。

その頃は好景気で給料は右肩上がり、企業も個人も沢山お金を借りた時代でした。

この頃の銀行さん絶好調だったと思います。しかしその後バブル崩壊、日本は深刻な不景気、

デフレに突入していきます。デフレというのは物価に対してお金の価値が上がる状態ですので

人々はお金が大事になり、急激に消費が落ち込み、お金を使わない時代へと突入していきます。

お金を使わなければ借りる人も当然減ります。今までの金利では銀行で借りる人はいません。

1995年のデフレ突入時に政府の誤った政策も影響して、失われた20・30年と言われる長い不景気

に入り、今も抜け出せていないのが現在の日本です。

話を戻します。

今後、日本が生産力が上がり、消費が増え、賃金が上がる時代が来れば、金利は上がるでしょう。

金利は需要と供給に大きく影響を受けます。

不景気なまま金利を上げるとたちまち住宅購入者が減り、さらに不景気となるからです。

この現状を踏まえて、今後は国が成長して生産力向上・消費拡大・賃金上昇となり好景気へと向かえば

変動金利は上昇していくと思われます。

因みに10年以上の住宅ローンは10年国債の金利によって影響を受けます。

固定金利は短いタイプと長いタイプでは使用される金利タイプが異なる事も理解しておきましょう。

個人的には資産運用する事を条件に、変動金利の住宅ローンを利用して問題ないと考えております。

資産運用に関しては別ページでご覧ください。

フラット35・全期間固定で検討する場合

◉持病があり、団体信用生命保険が組めない方

◉今後の金利上昇リスクを懸念されている方

◉個人事業主など自営業で民間銀行では審査が厳しい方

民間銀行で検討する場合

◉健康で団体信用生命保険に加入可能

◉今後の金利上昇リスクが許容範囲の方。資産運用をしている、あるいは検討されている方

◉会社員で安定的な収入が見込める方

まとめ

いかがでしたでしょうか?

金利タイプとメリット・デメリットを理解して頂き、ご自身に合ったローンを組んで頂ければ幸いです

この記事をお読み下さいましたら

借入可能額目安

頭金はどうするか?

北陸3県:各銀行住宅ローン徹底比較

へとお進み下さい。

この記事をお読み頂き、少しでも役立つと幸いです。

その他ご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。

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